2018.5.16
お嬢さん(2016)
世界中の映画賞で受賞やノミネートを果たし、傑作と評価されているのだそう。性描写が多く、R18+指定です。
お嬢さん(2016)の映画情報
原題 | THE HANDMAIDEN | ||
---|---|---|---|
制作年 | 2016年 | 制作国 | 韓国 |
上映時間 | 145分 | ジャンル | サスペンス |
映倫 | R18+ | ||
オフィシャルWeb | http://ojosan.jp |
監督 | パク・チャヌク |
---|---|
キャスト | キム・ミニ |
以下「お嬢さん(2016)」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「お嬢さん(2016)」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
お嬢さん(2016)のあらすじ・ストーリー
1939年朝鮮半島。詐欺師一味に育てられたスッキ(キム・テリ)は、豪華な屋敷で暮らす令嬢秀子(キム・ミニ)の侍女としてやってきた。
しばらくして伯爵と名乗る男(ハ・ジョンウ)が秀子の元へやってきて、秀子を誘惑していった。
スッキと伯爵は、秀子の財産を狙い、伯爵が秀子と結婚することで財産を奪おうとする計画でやってきたのだったが、やがて秀子とスッキはお互いに惹かれあってしまう…。
お嬢さん(2016)をみた記録
最初はちょっとややこしくて、だれが伯爵でだれが偉くて、時折混ざる日本語を聞き逃さないようにしながら字幕も追って、頭の中で相関図を整理していた。映画は三部構成で、二部に入ってからはガラリと雰囲気が変わり、そこからのスピード感といったら。
性描写がとても多いのだけど、その手のシーンは少しでも気を抜くとただのエロティックになってしまうと思うけど、ピュアなロマンスだと考えればともて美しいもので、信頼している人にだけ見せられる表情や気持ちというのアーティスティックに描いていた印象。
反面、詐欺師たちの騙し合いが続く後半の展開は、いまいちスリルに欠ける。エロティックだけに重点をおいたわけではないだろうけど、まさに後半こそ大事なポイントだったはずだろうから、サスペンス要素が物足りなかったのは残念。
この映画は多くの有名人が絶賛しているそうで。当時ヒットしたのかはわからないけど、とにかく有名人のお墨付きなんだってさ。