2019.1.5
ボヘミアン・ラプソディ
見事、第76回ゴールデン・グローブ作品賞(ドラマ)を受賞、男優賞(ドラマ)も受賞!
受賞式のラミ・マレックのスピーチは超感動。
ボヘミアン・ラプソディの映画情報
原題 | Bohemian Rhapsody | ||
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制作年 | 2018年 | 制作国 | イギリス、アメリカ |
上映時間 | 135分 | ジャンル | 伝記ドラマ |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/ |
監督 | ブライアン・シンガー |
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キャスト | ラミ・マレック |
以下「ボヘミアン・ラプソディ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ボヘミアン・ラプソディ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ボヘミアン・ラプソディのあらすじ・ストーリー
伝説のバンドQueenの結成、名曲たちの誕生秘話、成功の裏で起こった解散の危機、再びひとつになったQueenの”ライブ・エイド”。
フレディ・マーキュリーが抱え続けたコンプレックスや愛、孤独、45歳で亡くなった彼のストーリーが明かされる。
ボヘミアン・ラプソディをみた記録
感動。
なにから言おうか。
Queenて、あたしがQueenを知ったときにはすでにフレディー・マーキュリー亡くなってたし、彼らの曲もわざわざきこうと思ってきいたことないし、テレビで流れる有名なやつしか知らないんだけど、あまりにも偉大な人だと知った。
世界を魅了するスーパースターは伊達ではなく、その裏には知られざる、そしてとんでもない量の努力があったにちがいないとは思うけど、意外なことにQueenは選ばれし者たちだったのか、そんな印象はなかった。
彼らは類稀なる才能を持っていたけど、なによりも割といいところの出身のようで品があり、お金があり、頭もよく、ラブ&ピースなアーティストだった。
そんな彼らにも、デビューからトントン拍子だったものの、その後少なからず苦労があった。ま、経験せずに済んだような苦労ではあるけど、本人たちにとっては大変なことだったはずだ。
Queenの誕生から、崩壊寸前だったQueenがライブ・エイドで復活を遂げたエピソードを名曲とともに描かれる。ドラマチックではあるけど泣かせようと作っているかんじはしないし、常にフレディー・マーキュリーがいかにすごい人物だったかに焦点を当てていて、感動を促すような曲の使い方なんてしていなかった。ナチュラルに伝記として彼の偉大さを再現していて好印象。たくさんの脚色もされているみたいだけど、あくまでもフレディ・マーキュリーという男を讃えるための映画だから、泣かせるために作っている映画じゃない感じはすごくわかる。
何度も映画館へ足を運ぶファンがいるのも納得。ボヘミアン・ラプソディーという曲ができるまでやラストのライブ・エイドシーン20分を何度も見たい気持ちは理解できる。にしても、ファンすごいな〜!
そんななか、あたしはフレディがおかしくなってきたころあたりから、天才の孤独をみていたら悲しくて悲しくて、ずっとバカみたいに泣いていた。誰にも打ち明けられない、自分の中だけの苦悩とか寂しさとか、歯がゆさとか、みんなあるよね。わかるわかる・・・と共感していたら涙止まらなかったな。
ついでに、”ボヘミアン・ラプソディなんて長くてシングルカットなんかするかバカ!”的なことを言っていたレイ・フォスター。
彼を演じていたのが、マイク・マイヤーズだったという事実。映画が終わってキャスティングをみている時に名前を発見して驚愕!マイク・マイヤーズなんて出てなかったよぜったい!と怒っちゃった。元気そうで安心したよ。
ラミ・マレック
1981年生まれ。大きな役はこれまでしてこなかったようだけど、たくさんの映画にチョコチョコ出ている努力家な役者みたい。大抜擢だったのだと思うけど、約1年間役作りをしてきて、完璧なフレディ・マーキュリーになったんだとか。
ゴールデン・グローブ男優賞の受賞式のスピーチは素晴らしく感動したし、ここでも泣かされてしまった。存在感があるけど少し悲しそうな目元がとてもきれい。