あらすじ・ストーリー
シエラレオネの小さな村にとつぜんRUFが襲ってきた。村に住む漁師ソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)はRUFに捕まり、妻と息子ディア、娘ふたりと引き離されてしまう。RUFは、反政府武装組織で元々は強権な政府に対し民主化を求める組織だったけど、映画の舞台になった時代は、反政府というよりは略奪や暴行が主となった組織だったらしい。
ソロモンはRUFの資金調達のダイヤモンド採掘の奴隷のひとりとして、どのくらい時間が経過したかは分からないけど、仕事をさせられていた。
ある時見つけた大きなピンクダイヤモンドの原石を見つけたソロモン。見つけたらすぐにRUFの人間に渡すようになっていたけど、ソロモンはうまく隠してある場所に埋めて隠した。しかし、RUFのボス的なポイズン(デヴィッド・ヘアウッド)に見つかる。殺されそうになったところ、ちょうど政府軍が襲ってきたらしくソロモンとポイズンは留置所に入れられる。
捕虜的なかんじで捕まったソロモンとRUFのポイズンがおなし留置所の空間に入れられるのはなぜかわからないけど、物語のためには必要だったからスルーしよう。ポイズンはダイヤモンドを隠したソロモンに、隠したことは知ってるから覚悟しておけ的なことを言い放った。
そこでそのやり取りを聞いていた、留置所に入れられたアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)。アーチャーはダイヤモンドの密輸をして稼いでいた。大きなピンクダイヤモンドを手に入れようと、仲間の手で釈放されたあとソロモンを釈放させる。
ソロモンは家族と離ればなれ、アーチャーはソロモンといっしょにピンクダイヤモンドを手に入れて、ソロモンは家族としあわせに暮らす、俺はアフリカを出るからとソロモンに持ちかける。
アーチャーに不信感しかないから断るけど、アーチャーはついこの前知り合った記者のマディーに頼んでソロモンと家族を引き合わせた。マディーはダイヤモンドの密輸を記事にするために取材をしていて、アーチャーがダイヤモンドを密輸していると知り、どうにか話を聞き出そうとしていた。アーチャーはマディーにダイヤモンド密輸の実態をマディーに教える代わりに、難民リストからソロモンの離ればなれになった家族を探してくれと頼み、無事ギニアの難民キャンプに集まる100万人の難民たちのなかにソロモンの家族に再会することができた。しかし、そのなかに息子はいなかった。
その頃息子ディアは、RUFに連れ去られて麻薬漬けにされ、武器を持たされ、反政府の教育を受け、別人になってしまっていた。
ソロモンは息子の居場所もなにもわからないまま、家族に引き合わせてくれた恩義でか、アーチャーとともにピンクダイヤモンドを埋めた場所を目指す。
採掘場を目指すなかで、かなり危険な目に遭うけどどうにか軍の部隊に合流する。部隊をまとめるコッツィー大佐は、アーチャーが若いころから面倒をみていた関係で、アーチャーがダイヤモンドの密輸をしていることを知っていた。アーチャーがピンクダイヤモンドをソロモンとともに探していることを知って、これまで世話をしたお礼の意味でダイヤモンドを持ってこいと言っていた。
アーチャーとソロモンは、部隊から盗んだ武器などを持って、ふたりで採掘場を目指した。ここでマディーは別れる。
採掘場を目指す途中、ソロモンはRUFの集団に遭遇した。そこで、ソロモンは息子ディアを見つける。変わってしまった息子は、父をみて敵だ!と叫び、RUFのポイズンに見つかってしまった。
事前にアーチャーはコッツィー大佐の部隊にRUFの居場所を教えて空爆するように伝えていて、ソロモンがピンチのタイミングで軍の空爆がはじまり、どうにかソロモンと息子ディアは助かることができた。
ピンクダイヤモンドを狙うコッツィー大佐は、息子ディアを人質にしてソロモンにピンクダイヤモンドを埋めた場所を吐かせ、その場所に同行した。しかし一瞬の隙をついてアーチャーはコッツィー大佐をはじめとする軍人たちを倒し、ピンクダイヤモンドを掘り起こして逃走に成功する。
逃走した先のある場所でアーチャーのパイロットが迎えにくる予定だったが、弾があたってしまっていたアーチャーは途中で動けなくなる。ピンクダイヤモンドをソロモンに託し、息子ディアとともに迎えにきたヘリで無事に脱出。
残されたアーチャーは、軍の追手の囮となり、マディーに電話をしてソロモンの世話を頼んで息絶える。
マディーの手配でヴァン・デ・カープ社に、家族をロンドンに呼び寄せることを条件にピンクダイヤモンドを売った。その一部始終をマディーは記事にした
ブラッド・ダイヤモンドの予告動画または関連動画
ブラッド・ダイヤモンドをみた記録
女性がほしい宝石ナンバーワンのダイヤモンド、世界でこのダイヤモンドが紛争の資金源になっているなんて知らなかった。
エンタメ感を入れつつ、アフリカの悲しい現実、RUF、少年兵や暴行・強姦、紛争の裏に企業が絡んでいる闇を描いていた。
目を覆いたくなるシーンがたくさんあって、小さな子どもを奪って教育して兵隊にしてしまう非人道的な大人たちの極悪非道とか、食うか食われるかだから人を殺さないと生きていけない彼らの世界を知らされる。
そもそも紛争ダイヤモンドとかキンバリープロセスとか、日本ではあまり知られていないことらしいけど、たぶん知られていないてのが恥ずかしいことぽい。あたしもぜんぜん知らなかったから恥ずかしい。
ちなみに、キンバリープロセスであるかの認証はすごくむつかしいらしい。流通の間でダイヤモンドの出所がわけわからなくなっちゃうのって日本人からするとちょっと考えられないことだけど、外国だと日常茶飯事ぽいかんじするし。
映画の最後では、キンバリープロセスという認証制度ができたけどまだ問題は消えてない。消費者がほしがらないことで阻止できるよってメッセージがあった。
そこでふと思ったけど、映画では極悪非道なRUFやダイヤモンドをほしがる消費者たちが改めないと、世界中の紛争難民たちはいなくならないよって教えてくれているのと同時に、紛争ダイヤモンドを買い取る大手宝石会社がいる現実も訴えてるわけだよね。
黒幕というわけではないけど、ダイヤモンドを扱う誰だか知らない大手の宝石会社を皮肉ってるってこともあるのかな。にしては、映画のストーリーのなかの注目度は低めだったけどね。
平和な暮らしをしているひとが知らない、紛争が起こりまくっている国の悲しい話。みる価値ありあり〜。