2020.3.22
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
DCエクステンデッド・ユニバースの8作目。「スーサイド・スクワッド」(2016)の後日談として描かれる。
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYの映画情報
原題 | BIRDS OF PREY Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn) | ||
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制作年 | 2020年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 109分 | ジャンル | クライムアクション |
映倫 | PG12 | ||
オフィシャルWeb | http://wwws.warnerbros.co.jp/harleyquinn-movie/ |
監督 | キャシー・ヤン |
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キャスト | マーゴット・ロビー |
以下「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのあらすじ・ストーリー
悪のカリスマ=ジョーカーと別れ、すべての束縛から放たれたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)。モラルのない天真爛漫な暴れぷりが街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、悪を牛耳る残忍でサイコな敵ブラックマスク(ユアン・マクレガー)との全面対決へ!
悪VS悪のカオスな戦いを前に、ハーレイ・クインはとっておきの切り札、クセ者だらけの最凶チームを結成。ヴィランたちの世界で、予測不能のクレイジー・バトルが始まる!
引用元https://wwws.warnerbros.co.jp/harleyquinn-movie/about.html
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYをみた記録
いい大人がみたら「中学生がみるものだ」なんて言いそうだけど、精神的に幼稚なあたしには最高に楽しくてかわいい映画という記憶に終わった。
頭を空っぽにしてみる映画は山ほどあるけれど、この映画はその中でもオシャレでぶっ飛んでいてかわいくて前向き。女性監督による女性メインの映画はこうでなくっちゃ、という感じ。
かつての「チャーリーズ・エンジェル」(2000)のシリーズをはじめ、女性が活躍する映画というのは基本コメディが強め。最近の「オーシャンズ8」(2018)も「ゴースト・バスターズ」(2016)も本家よりもオシャレと笑いを足している。
残念だけど、真面目なストーリーでは満足度が足りない映画になっちゃうんだろう。これでもか、とおもしろさを加えまくっているのは、冷ややかな男性目線を恐れてなんじゃないかと感じる。コメディアンの多くが男性なのに、女性のアクション系映画はコメディ要素を詰め込む。でもそうでないとパンチ弱すぎておもしろさが足りなくなるんだろう。
それをわかっている女性は、どうにか売上を上げられそうなおもしろい映画を作るためにおもしろおかしくをふんだんに入れる。だからちょっとギャグがさむくなったりするんだろう。
そんななか、ハーレー・クインもそんな要素チラホラ感じるけど、ハーレー・クインのキャラクターはみんなが知る超イカれた極悪人で、しかもかつては精神科医、超頭もよくて激カワ、のんきで女のこ的、最強なキャラクターの助けと、役者であるマーゴット・ロビーちゃんのあっけらかんとしている芝居がソーマッチ。いざってときになると真剣になっちゃいがちな悪役でもなく、ずっと能天気でかわいい。ハイエナを選んじゃうあたりなんて超クールだし。
ベタ褒めしまくっているけど、まさにハーレー・クインというキャラクターとマーゴット・ロビーちゃんの出せる技が完成させたのだと思って、あたしは今年いちばんの爆笑激かわ映画に認定してる。
時たまある謎は特に追求する気もないし、そんなことをモヤモヤ考えられるスキがありすぎな自分が、ハーレー・クインをみる者としてダサいのだとわかってる。
ただ、こんなときジョーカーなにしてるんだろとか、バットマンどこにいるんだろとか、ここゴッサムシティだっけとか、そんなことは思いながらみていたのは記録しておこう。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響でたくさんの映画が公開延期になっているなか公開されるなんて、超なめられてるな。マーゴット・ロビーちゃんは偉大な女優だからな!