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2019.8.10

ワイルド・スピード/スーパー・コンボ

ワイルド・スピード/スーパー・コンボ

現在9作続く、ワイルド・スピードシリーズのスピンオフ映画。
本筋のワイルド・スピードでは、もうドウェイン・ジョンソンやジェイソン・ステイサムをみることができなくなるかもしれないぽくて、そうか、今度はこっちなのか。

キャストのケヴィン・ハートとライアン・レイノルズはクレジットがないんだって。いわゆるカメオ出演だけど、カメオとは言えないくらいちゃんと出演してるよ。

あ、エンドクレジットはお見逃しなく。

ワイルド・スピード/スーパー・コンボの映画情報

原題 Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw
制作年 2019年 制作国 アメリカ
上映時間 136分 ジャンル アクション
映倫 G
オフィシャルWeb https://wildspeed-official.jp/
監督 デヴィッド・リーチ
キャスト

ドウェイン・ジョンソン
ジェイソン・ステイサム
イドリス・エルバ
ヴァネッサ・カービー
ヘレン・ミレン
エイザ・ゴンザレス
エディ・マーサン
エリアナ・スア
クリフ・カーティス
ロリ・ペレナイス・トゥイサノ
ロブ・ディレイニー
ケヴィン・ハート
ライアン・レイノルズ

ワイルド・スピード/スーパー・コンボのネタバレを含む場合があります

以下「ワイルド・スピード/スーパー・コンボ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ワイルド・スピード/スーパー・コンボ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ワイルド・スピード/スーパー・コンボのあらすじ・ストーリー

ロサンゼルスで娘と暮らす元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)とロンドンで優雅な生活を送る元MI6エージェントであるデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)のもとに、政府から要請が入った。
任務中にテロ組織エティオンに襲われ全人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器「スノーフレーク」を体に取り込んでしまったMI6の女性エージェントであるハッティ(ヴァネッサ・カービー)を保護する任務を受けた。二人は互いに協力して捜査することを拒否、超犬猿の仲。

ホブスがハッティを確保したと思ったら、デッカード・ショウがハッティを連れ去ってしまう。エティオンのブリクストン(イドリス・エルバ)に襲われるが、どうにか逃げてホブスとデッカード・ショウとハッティの三人で、スノーフレークを作ったアンドレイコを追ってモスクワに向かった。

アンドレイコから、スノーフレークの抽出装置のありかを聞き、マダムMの助けを借りてエティオンの研究所に潜入。スノーフレークの抽出装置を手に入れたのもつかの間、脱出の際の衝撃で抽出装置は壊れてしまった。

抽出装置を直さないと、ハッティの体はどんどんスノーフレークに侵され、さらにウイルスは世界に拡散されてしまう。
そこでホブスは、抽出装置を直すためにサモアの実家へと飛んだ。家族のまとめ役である母によって、揉めて疎遠になっていた兄と和解することができ、ホブスの家族が抽出装置を修理してくれることとなった。

その間、ホブスやデッカード・ショウはハッティを追ってブリクストンたちが追ってくる準備をした。
数日してブリクストンは三人の居所をつかみ、襲撃してきた。ホブスとデッカード・ショウは、改造されたブリクストンと戦い、勝つことができた。
ブリクストンは、エティオンの指導者から”廃棄処分”と命じられ、海に消えた。

同時に、ハッティの体内にあったスノーフレークの抽出も完了し、ウイルスが拡散されることを阻止できたのだった。

ワイルド・スピード/スーパー・コンボの予告動画または関連動画

ワイルド・スピード/スーパー・コンボをみた記録

たしかにルーク・ホブスとデッカード・ショウの映画だけど、ワイルド・スピードのスピンオフではあるけど、ワイルド・スピードではない映画だった。

犬猿の仲であるふたりが手を組んで世界を救う、よくあるストーリー。他とすこし違うのはなんでもありのぶっ飛び具合だ。ぶっ飛んだ映画はいくらでもあるし、そもそもワイルド・スピードがぶっ飛んでいるのだけれど、かれこれ何十年という(もっとだろうけど)映画の歴史において、アクションの世界はネタ切れで頭を抱えているはずで、そんななかで絞り出された”新しいアクション”には脱帽と同時に爆笑でもある。

いまや、ヘリコプターと車をつなぐチェーンを支えることだってできるのは、超人的だけど人間ができる範囲のひとつになった。”超人的”はワイルド・スピードには相応しくない言葉かもしれないね。ワイルド・スピードの中では、もはやふつうのことだろうし。

今回のヒロイン役は、デッカード・ショウの妹というのもおもしろい。たぶん、これはネタバレ的な要素のひとつだろうけども、ヴァネッサ・カービーというちょっと仲里依紗みたいな動物的顔のマドンナが、ドウェイン・ジョンソンといい感じになるんだからぶっ飛んでる。愛娘がいるあの巨体父ちゃんが、カリカリ金パ(悪口ではない)といい感じになるって、みていて恥ずかしくなっちゃって、もう。

それにいちいち怒るデッカード・ショウも、一人の”兄”。
まさか、こんな人間的表情をするなんて、ワイルド・スピードに登場してきたときは考えられなかっただろう。しかも、よくしゃべるようになったし。

これまでのイメージは、特にデッカード・ショウにおいては覆された感があるけど、なんでもアリの映画として大爆発バンバン映画の醍醐味はクリアしている。確かに映画館でみる価値はあるけど、IMAXの2,500円でみたのは財布が泣いてるぜ。
ちなみに、元々はIMAXで3D上映される予定だったけど、公開前の7月に権利元の要請により2D上映になったのだとか。IMAXで3Dって、頭ぶっ飛んじゃうところだったね。