2018.4.20
ドラミちゃん アララ♥少年山賊団
「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」と同時上映された少し短い映画。同時上映の映画の中でもナンバーワンに好きな映画!大人になったいまでもやっぱり楽しい。ドラえもんではみたことがない22世紀をチラッとみることができるのも楽しい。
いつも脇役のドラミちゃんがドラえもんの自慢の妹だとわかるところも楽しい。とにかくいつもと違うドラえもんの世界が楽しい。
ドラミちゃん アララ♥少年山賊団の映画情報
原題 | |||
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制作年 | 1991年 | 制作国 | 日本 |
上映時間 | 40分 | ジャンル | アニメ |
映倫 | G |
監督 | 原恵一 |
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キャスト | 横沢啓子 |
以下「ドラミちゃん アララ♥少年山賊団」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ドラミちゃん アララ♥少年山賊団」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ドラミちゃん アララ♥少年山賊団のあらすじ・ストーリー
時は22世紀。のび太の血を引くセワシは、自分の先祖の能力の低さに困っていた。その問題の先祖の調べてみると、戦国時代ののび平という先祖はのび太よりもドジな著しく能力の低い人物だとわかった。
自分の能力を上げるために、のび平を矯正してきてほしいとドラミちゃんとアララに頼み、ドラミちゃんとアララはタイムマシンで戦国時代に向かうが。
ドラミちゃん アララ♥少年山賊団をみた記録
のび太やのび平の頭の悪さを責めるセワシがいちばんの問題と思うのだけど、それはちょっと我慢しておこうか。ズボラでドジでマヌケなのび太の子孫は、様々な困難を乗り越えてずる賢いバカに成ったという解釈としておこう。
ドラミちゃんが訪れたとある村。村の作物が育たなくひもじい生活、さらに高い年貢を納めていてごはんもまともに食べられない生活。
そんな状況から抜け出したいために作った山賊。のび平大変なことばかりさせられるけど、お腹がすいているよりもマシだと山賊の仲間でいる。
まだ多くを考えるのはむつかしい子どもたちではあるけど、大したものだ。これだけのバイタリティーは、あの村の大人たちも見習うべきところで、実際に最後には大人たちも巻き込んで、米を独り占めしていた領主と平民たちを平定してしまう。
ドラえもんのたのしい要素がぜんぶしっかり詰まっているのも特徴。
22世紀のハイテク、愛くるしいキャラクター、ドラミちゃんの道具、未来の道具に驚く昔の人間、悪役の憎たらしさ、道具だけに頼らないドラミちゃんの道徳、だれも傷つかないエンディング。
短編ならではのテンポの良さと無駄のないストーリーは、たのしさを凝縮しているからイイよね。だけど、短編の割に22世紀が雨ばかり、戦国時代は日照り続きとリンクさせてる小技も欠かさない!
ドラえもんみたいにドジをしないドラミちゃんは、道具の使い方が絶妙よね。道徳を大切にしているのがすごく平和。