2019.4.27
エントラップメント
原題:Entrapment
エントラップメントの映画情報
原題 | Entrapment | ||
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制作年 | 1999年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 113分 | ジャンル | クライムサスペンス |
映倫 | - |
監督 | ジョン・アミエル |
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キャスト | ショーン・コネリー |
以下「エントラップメント」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「エントラップメント」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
エントラップメントのあらすじ・ストーリー
ある日、のニューヨークでレンブラントの絵が盗まれた。保険会社は多大な被害を受け、保険会社の調査員バージニア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は犯人は有名な大泥棒マック(ショーン・コネリー)だと言い、盗まれた絵を取り返すためにマックに近づく。
バージニアとマックは国際クリアランス銀行の80億ドルを狙うため、マレーシアに向かったが…。
エントラップメントをみた記録
原題がネタバレしているのはいいのかなぁ。エントラップメントって、おとりや仕掛け、罠にかけるって意味みたいだよ。
ある日、のニューヨークでレンブラントの絵が盗まれた。保険会社は多大な被害を受け、保険会社の調査員バージニアは犯人は有名な大泥棒マックだと言い、盗まれた絵を取り返すためにマックに近づく。
マックはとつぜん現れたバージニアを不信に思っていたが、次第に信頼をしていった。しかし、スコットランドのマックの家でふたり次の仕事の準備をしているとき、マックはバージニアが潜入捜査でマックに近づいたことを知ってしまった。
マスクを盗み出す仕事を終え、マックはバージニアを問い詰めると、もっと大きな仕事があるから、マックの協力が必要で裏切り者ではないと訴えた。バージニアとマックは次の仕事のためマレーシアに移動した。
バージニアが大きな仕事と言っていたのは、国際クリアランス銀行の80億ドルだった。ふたりは1999年から2000年に変わる一瞬を狙って、その計画を実行した。
無事に金をバージニアの口座へ移し終えたところで警報が鳴り、バージニアを怪しむ保険会社の上司クルーズらが一斉に追った。窮地のところで、マックはバージニアを逃がし、翌朝に落ち合うことを約束した。
翌朝、マックを待つバージニアのまえに現れたのはマックだけではなかった。FBI捜査官や上司クルーズも現れた。マックは以前逮捕されたときにFBI捜査官にバージニアの逮捕に協力することに同意し、今回はすべて仕組まれたことだったと明かされる。しかし、バージニアへの気持ちが本物になってしまったマックは、とっさにバージニアを逃がす計画を考え、バージニアをひとり電車に乗せて逃がした。
マックはFBI捜査官を買収し、バージニアの捜査を終わらせた。みんなが去ると、バージニアはマックのもとに戻ってくる。ふたりは笑って、次の仕事の話をはじめた。
見事に考えられた、入り組んだストーリーなんだろう。しかもコンピュータの2000年問題まで絡めて、頭のいいひとが作ったんだな〜と感心する。
仕掛け、仕掛けられて、だれが知っていて、だれは知らない、などなど、ありがちなサスペンスのどんでん返し付きで、とてもハラハラさせられた。いつだか、ショーン・コネリーの「盗聴作戦」(1971)を見たけど、ショーン・コネリーははるかにセクシーだったし、緊張感もドッキドキだった。
泥棒系はやっぱり緊張感が命だ。狙うものも重要だけど、たいがいすごいものを盗もうとするのが映画だし、たのしいとかおもしろいとか感じられるのはやっぱり緊張感なんだろうな、と思わされた。
昔から作戦のひとつにあるらしい、鍛えた運動能力を持ったひとの役目、レーザーのようなセキュリティをくねくねと触れないように進むやつ。あのシーン、いくら時代とはいえ、あのキャサリン・ゼタ=ジョーンズがシャラシャラした中途半端にタイトな変なジャージで挑むとは。練習のときはめちゃくちゃセクシーだったのに残念。
この後、イザベルと名前を変え、ラスティと出会う…なんて隠されたストーリーがあったら超感激、あのバージニアがユーロポールになれるわけがないけどね〜。オーシャンズ12の話!