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2022.8.28

“アイデンティティー”

“アイデンティティー”

監督は「17歳のカルテ」(1999)や「ニューヨークの恋人」(2001)のジェームズ・マンゴールド。

“アイデンティティー”の映画情報

原題 Identity
制作年 2003年 制作国 アメリカ
上映時間 90分 ジャンル サスペンス
映倫 G
監督 ジェームズ・マンゴールド
キャスト

ジョン・キューザック
レベッカ・デモーネイ
レイ・リオッタ
ジェイク・ビジー
アマンダ・ピート
ジョン・ホークス
クレア・デュヴァル
ウィリアム・リー・スコット
ジョン・C・マッギンリー
レイラ・ケンズル
ブレット・ローア
プルイット・テイラー・ヴィンス
アルフレッド・モリーナ

“アイデンティティー”のネタバレを含む場合があります

以下「“アイデンティティー”」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
“アイデンティティー”」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

“アイデンティティー”のあらすじ・ストーリー

激しい豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。管理人ラリーがくつろいでいるところへ、ひとりの男が飛び込んでくる。彼、ジョージは息子ティミーを伴い、交通事故で大ケガをした妻アリスを運び込む。救助を要請しようとするが電話は不通だった。アリスをはねたのは女優キャロラインの運転手で元警官のエド。彼は助けを呼びに病院へ向け車を走らせるが、途中で立ち往生し、やむなくモーテルへ引き返すことに…。ある時、ある一室で、既に死刑判決の下った事件について再審理が行われようとしている。ポイントとなっているのは、その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった。

引用元https://www.allcinema.net/cinema/318699

“アイデンティティー”をみた記録

サスペンスは好みだけれど、生首や残忍な殺し方をしている描写は苦手なので心臓にとてもよくなかったのが第一。第二に、多重の人格を持つ死刑囚マルコムとモーテルでの不可解な事件がどう紐づくのか、先の読めない独特な展開がおもしろい。

モーテルに知らず知らず集まってきた人物たちはどこかあやしくて、なにかが変な印象があった。だれもがなにか一つでも、ふつうの人が持ち合わせていないような妙な雰囲気がある人たち。全員がほぼ他人同士でたまたま居合わせただけなのだけど、次々と人が殺されていって犯人はだれなのかを追う。

一方で、マルコムという明日死刑が執行される予定の男が解離性同一性障害であることの説明や証拠を判事が聞いている。

進んでいくとマルコムがモーテルの事件に関わっていることはわかってくるのだけど、モーテルの事件ではまだマルコムが出てこないので展開を待つしかなく。しかしモーテルではどんどん人が殺されていって、どんどん事件は謎が深まっていく。そして物語は急展開を迎えて、想像していなかった結末を迎える。

最後までみた人でなければわからないことだけども、どうしてももやもやが残り、人間の真底を他人が見れない不利をどう解決して正しい裁きや導きを与えるべきなのだろう、と考えさせられる。少しでもなにか映画の重要なポイントを書いてしまうとヒントになってしまうはずなので淡白に残しておくことしかできないのだけど、

その辺のサスペンスでは物足りないな、なんて思っているなら、ちょっと違う刺激になりそうでおすすめです。

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