2018.11.1
ケーブルガイ
ケーブルガイの映画情報
原題 | The Cable Guy | ||
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制作年 | 1996年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 95分 | ジャンル | サスペンス |
映倫 | - |
監督 | ベン・スティラー |
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キャスト | ジム・キャリー |
以下「ケーブルガイ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ケーブルガイ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ケーブルガイのあらすじ・ストーリー
恋人と別れ、新しい部屋に引っ越してきたスティーヴン(マシュー・ブロデリック)。
ケーブルテレビの配線工事”ケーブルガイ”を呼び、やっと訪れたケーブルガイ(ジム・キャリー)はかなり変わった人間だった。ケーブルガイの勢いに圧倒されるスティーヴンだったが、馴れ馴れしく押されそのまま親しくなる。
しかし、ケーブルガイの友情が異常なものになってくる…。
ケーブルガイをみた記録
ジム・キャリーの映画って、みているようでぜんぜんみていないことに気づいた。
特にみていたのは高校生〜大学生くらいのときだし、あのころみていたのもコメディー色が強いものだけだったから、ジム・キャリーがこんな表情も演じているなんてまったく知らなかった。
ジム・キャリーすきだよ〜なんて調子のいいことを言ってたことを反省してる。。
この映画はとてつもなく恐ろしい。
お化けだの化け物だのオカルトだのの映画は基本的にみないけど、この手の人物はそれら以上に怖いとおもってる。
だれからも好かれているような奴、実は超ド級に極悪人てのがいちばん恐ろしい。
こんなに恐ろしい人間なのに、親しい人物がケーブルガイの恐ろしさをまったく知らない。むしろいいひとになっていて、逆にじぶんが頭おかしいんじゃないかとおもわれる。
最愛の恋人すら、じぶんを信じてくれなくなって、悪の根源に騙され、ケーブルガイを信頼しだしてる。
だれひとり味方がいなくなってしまう状況こそ恐怖だし、絶望的だ。
胸くそわるいって表現がピッタリなくらい、その恐怖と苛立ちが半端じゃなかったな。
そう、こうゆー映画はすきくない。
味方を失うことがどれだけさみしくて、かなしくて、つらいことか簡単に想像できるからかな。
今さらながらジム・キャリーのポテンシャルに脱帽しつつ、胸くそわるいケーブルガイの頭のいい策略に恐怖を覚えたのと、人のいいスティーブンたちに許すことは大切なことだと教えてもらったよ。