2018.5.4
アルゴ
実話をもとにした映画。2012年の第85回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、編集賞を受賞。そのほかの映画祭でも受賞いくつか。すごいよ、とってもすごいよベン・アフレック!アカデミー賞脚色賞も受賞しているくらいだし、実話との相違はたくさんあるにしても、それのおかげかとっても見応えのある一本だと思うよ。
今回は、劇場版ではなく10分長いエクステンテッド版をみたよ。
アルゴの映画情報
原題 | Argo | ||
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制作年 | 2012年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 130分 | ジャンル | ドラマ |
映倫 | G |
監督 | ベン・アフレック |
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キャスト | ベン・アフレック |
以下「アルゴ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「アルゴ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
アルゴのあらすじ・ストーリー
1979年イラン革命の最中、民衆がアメリカ大使館を占拠。52人の職員を人質にとったが、6人の職員だけが密かに脱出しカナダ大使の私邸で匿われていた。
しかし、もし見つかれば殺されてしまうという状況。絶望的な状況でCIAが人質奪還の計画がはじまった。
CIAのトニー・メンデス(ベン・アフレック)はイランで映画を撮影するロケハンに紛れて人質6人を救出する計画を提案する。
上の承認もおりたため、架空の映画『アルゴ』の準備に取り掛かり、秘密裏に6人の救出に向かうが…。
アルゴをみた記録
実際に行われたアルゴ作戦。Wikipediaをみると、かなり映画として脚色されているようだけど、きっと実際の緊張感はこの映画と比べものにならないくらいだったんだろう。なんせ、見つかれば殺されるんだから。Blu-rayなのにこの緊張感は半端じゃなくて、クライマックスは独り言を止められなかったよ。
CIAの人質解放という仕事。いつだかの「ブリッジ・オブ・スパイ」を思い出したけど、当時「ブリッジ・オブ・スパイ」にはとっても感動した。
「アルゴ」はそれを上回る緊張感と感動があったよ。
アルゴ作戦を遂行したトニーのサイドストーリーは、映画としての重さや大きさを膨らませるものだったんだろうけど、けっきょく”愛する家族のため無事に帰る”とかいう決まり文句のもと、それがパワーになるってことを知らされ、独身としては複雑な気持ちもあったのが正直なところ。
映画として膨らませるところがそこかい、と思う反面、そこしかない、とも言えるんだろうね。
やっぱり家族の絆はとてつもない。
まさかベン・アフレックの映画が作品賞を受賞するんだもの、いい映画に決まってる。なんておもってる。緊迫感と開放感が絶妙〜。