2016.5.14
ニューヨークの恋人
メグ・ライアンがバンバン売れていたころのロマコメ。メグ・ライアンの出演料は約15億円で、映画の制作費の三分の一だそう。
第74回アカデミー賞で主題歌であるスティングの「アンティル…」が歌曲賞にノミネート。
ニューヨークの恋人の映画情報
原題 | Kate & Leopold | ||
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制作年 | 2001年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 118分 | ジャンル | ファンタジーロマンス |
映倫 | G |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
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キャスト | メグ・ライアン |
以下「ニューヨークの恋人」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ニューヨークの恋人」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ニューヨークの恋人のあらすじ・ストーリー
1876年のニューヨーク。今日、花嫁を決めないといけないレオポルド(ヒュー・ジャックマン)は、本当に愛する人とめぐり合って結婚したいと思っているため、複雑な想いでいた。舞踏会の会場にいたレオポルドは、不審な男を見つけ、逃げ出すその男を追ってブルックリン・ブリッジに辿り着いた。すると、不審な男といっしょにブルックリン・ブリッジから落ちてしまった。
気づくと今度は現代のニューヨーク。そこで出会ったのは、広告会社で働くケイト(メグ・ライアン)だった…。
ニューヨークの恋人をみた記録
生活の中心は「仕事」という女性と王子様のファンタジー。「ベスト・フレンズ・ウェディング」(1997)でもそうなのだけど、この時代のキャリアウーマンとはボーイッシュ。仕事をしていると女性らしさを忘れている印象なのかな。経済的に自立している女性は自分にかける時間もお金もあるだろうから、オシャレができるイメージだけどね。
この映画のヒロインであるメグ・ライアンは地味で素朴。プリンセスになるべく人というのは、いつでもこの限りだよね。おとぎ話やお話を作る男性が描く理想の女性が素朴な人ということなのかな。気持ちはわからなくもないけれど、つまり女性をぜんぜん知らないのだろう、と予想しています。
しかもこの「ニューヨークの恋人」は時代を越えて恋をするという大スペクタクルでもある。SF路線は好物なのだけど、実はさほどSF感が活かされていない印象もある。ただ、メグ・ライアンとヒュー・ジャックマンの相性がよくて、自動的にあたたかい気持ちになることは確か。気楽にみるロマコメだね!