2019.9.1
大脱出
シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーのダブル主演。続編「大脱出2」(2018)に続いて、さらにまもなく「大脱出3」が公開!
カテゴリー:アクション
大脱出の映画情報
原題 | Escape Plan | ||
---|---|---|---|
制作年 | 2013年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 115分 | ジャンル | アクション |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | http://dassyutsu.gaga.ne.jp/ |
監督 | ミカエル・ハフストローム |
---|---|
キャスト | シルヴェスター・スタローン |
以下「大脱出」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「大脱出」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
大脱出のあらすじ・ストーリー
セキュリティ会社で脱獄のプロであるレイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)は、連邦警務局からの依頼で刑務所の管理体制を調査する目的で、7年間刑務所に入っては脱獄を繰り返してきた。
あるときCIAから新たな依頼が入る。非公式に進められている民間刑務所の脱獄依頼だった。収容される人間は極悪人ばかり。しかも施設の場所は誰にも明かされない刑務所だった。
レイは、アンソニー・ポルトスという男になりきり、早速刑務所に収監された。収監されるとどこか様子が違うことに気づいたレイは、中止用のコードを伝えるが認識されなかった。
しかたなく刑務所生活がはじまるが、刑務所のなかで仲良くなったエミル・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)を仲間にして脱出を試みることになった。
そもそもこの場所がどこかも分からず、しかも刑務所は、レイの著書を参考に作られたガチガチ難攻不落。受刑者に厳しい刑務所のホブス所長(ジョン・カーヴィル)が目を光らせていた。
刑務所の弱点を見つけたレイは、独房に移されたときに脱走を試みるが、刑務所が巨大な船で海上にあることがわかった。脱出計画を改めるレイだったが、ホブス所長はポルトスがレイ・ブレスリンだということを知り、さらに脱獄不能な優秀な刑務所であることを決定づけるために、レイをそのまま収監しておくよう刑務所の出資者から指示があったため、絶対に脱出させないよう、レイは常に監視されることになった。
レイの心を折るために与えられた苦痛に一時は諦めそうになるが、ロットマイヤーの励ましもあって復活。仲が悪かった受刑者ジャベド(ファラン・タヒール)を仲間に加え、再び脱出を試みる。
ホブス所長が目を見張るなか、スキをついて計画がはじまった。レイの説得で医師も協力してくれることになり、途中ジャベドが犠牲になったが、どうにかロットマイヤーが船の上に出ることができて、迎えにきたヘリと合流した。レイはホブス所長に追われながら、船が排水する機能を利用して船外へと脱出した。ロットマイヤーはヘリからレイを拾い、ふたりは刑務所を脱出した。
ロットマイヤーを迎えにきたのは、今回の仕事を依頼してきたCIAの女だった。彼女はロットマイヤーと名乗るマンハイムの娘であり、マンハイムが刑務所に入れられてしまったのを助けるために、レイを雇ったのだとわかる。マンハイムとレイは、二度と会わないことを願い別れた。
レイは仲間と合流し、今回の裏切り者であるセキュリティ会社CEOが始末された一報を聞きいたのだった。
大脱出をみた記録
予想外におもしろかったので感激。芝居に集中したシルヴェスター・スタローンは今回もいい仕事をしていたよ。脱獄するために、不当な仕打ちに耐えまくるシーンは痛々しく、シルヴェスター・スタローンを痛めつける顔のないやつらに腹が立つほど。レイ・ブレスリンは元々検察官、ぜんぜん強そうではない経歴だけど、持ち前の冷静な判断力となぜか持ち合わせている銃の扱いもすごいもの。極悪人に混じった生活が長いから、そんなスキルを覚えたのか。
そもそも、仕事とはいえ7年間も脱獄のために刑務所に入る生活をしていた人間、ふつうでは到底考えられないことをしている変人だ。そう、変人の映画なのである!
とにかくシルヴェスター・スタローンが脱出できてひと安心。しかし、こんな窮地に陥ったのにまだこの仕事は続ける様子。頭おかしいって〜!続編みること決定。