2021.2.28
ナショナル・トレジャー
続編は「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」(2007)。
なんと、13年ぶりに続編の製作が決定したようなのだけど、ジョン・タートルトーブ監督とニコラス・ケイジかは未定みたい。さすがにニコラス・ケイジが出ないんじゃ別物になっちゃうと思うから彼に期待してるよ。
ナショナル・トレジャーの映画情報
原題 | National Treasure | ||
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制作年 | 2004年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 131分 | ジャンル | アクションミステリー |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0600.html |
監督 | ジョン・タートルトーブ |
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キャスト | ニコラス・ケイジ |
以下「ナショナル・トレジャー」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ナショナル・トレジャー」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ナショナル・トレジャーのあらすじ・ストーリー
歴史の動乱の中で忽然と姿を消した伝説の《秘宝》が、今もアメリカのどこかに隠されている…。天才歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、ゲイツ家に代々語り継がれてきたその《秘宝》の謎を追い続けていた。そしてついに、謎を解く重要な手がかりが【アメリカ合衆国独立宣言書】に隠されていることを突き止める。果たして、伝説の《秘宝》の正体とは何なのか?そこに封印された驚愕の真実とは?巨大な敵から秘宝を守るため、FBIの追跡をもかわし、ベン・ゲイツの命をかけたトレジャーハントが今、始まる!
引用元https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0600.html
ナショナル・トレジャーをみた記録
子どもがみるにはおそらく意味不明なところが多いと思うけど、冒険心をくすぐるにはちょうどいい具合がお気に入り。フィクション感全開で、アドベンチャー系ファンにとっては物足りないのだろうけど、2時間超えにしては、それを感じさせないたのしさがあるのも事実だとおもう。
その理由はきっとテンポのよさ。もしかしたら、それだけかも。だって初っ端から最後まで、謎を解きまくる天才ベン・ゲイツは、みている人間に考えるヒマを一切与えない。だれも見つけられなかった船を数センチ掘っただけでコツンッと見つけた、いちばん最初の謎からそれはそれは駆け足で100点満点で謎を解いていく。子ども向けといえばそうなんだけど、脚本家はおもしろくなかったんじゃないかと思うくらい、正解しか出てこないシナリオ。ベンジャミンが言う独り言は、単なる正解の解説。ひたすらそれが続き、ベンたちが宝を見つけるのを見せられる。
悪口みたいに言ってしまったけど、この映画はそれがおもしろい。そう、『テンポがいい』に尽きるんだ。ミステリーがたくさん詰まっているくせに、いわゆる『何も考えずにみられる映画』になっちゃってるのは製作側としては不本意なんじゃないかと思うけど。
「ダ・ヴィンチ・コード」(2007)シリーズのロバート・ラングドン教授の歴史解説と似たところがあるけど、ベン・ゲイツの歴史解説はもっと軽いタッチでハイスピード。ここがポイント。
何度もみているけど、久しぶりにみるとふつうにたのしめるお気に入りのひとつ。