2021.9.12
ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
原題:National Treasure: Book of Secrets
前作「ナショナル・トレジャー」(2004年)の続編。13年ぶりに続編の製作が決定したようなのだけど、ジョン・タートルトーブ監督とニコラス・ケイジかは未定とのこと。
ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記の映画情報
原題 | National Treasure: Book of Secrets | ||
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制作年 | 2007年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 124分 | ジャンル | アクションアドベンチャー |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0814.html |
監督 | ジョン・タートルトーブ |
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キャスト | ニコラス・ケイジ |
以下「ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記のあらすじ・ストーリー
歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ一族に「リンカーン大統領暗殺者の真犯人」としての汚名がきせられた。真相を追うゲイツは、自由の女神、バッキンガム宮殿、ホワイトハウスといった歴史的な建造物に秘められた暗号を次々と解読。やがて彼は、歴代大統領に受け継がれる秘密文書に辿り着き、アメリカ新大陸の《黄金伝説》への手掛かりが記されていることを知る。世界を支配する事ができるほどの莫大な秘宝を、見えざる敵から守るため、ゲイツは歴代大統領にも不可能だった《黄金都市》の謎に挑む―。
引用元https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/0814.html
ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記をみた記録
あ〜たのしい!ライトでリズミカルでミステリアス。ディズニーが誇るアドベンチャーは、歴史に名を残すインディアナ・ジョーンズよりもあたしはこちらのほうがすき。ファンタジックだけど意外と現実的なところも大きな差があるところ。
いまやニコラス・ケイジは年間100本くらい映画に出てるんじゃないかと思うほど、便利屋さんになっているように見受けられるけど(というか、ぜんぜん見ていない)、彼は知的な役がとっても似合う。頭の回転が早くて博学な雰囲気がメガネも手伝って、かなりかっこいい。当然ながら、芝居はもちろんかなりの演技派ですから、安っぽくない映画の主演ができるひとなのにね。だからこのころのニコラス・ケイジはとてもすき。
前作に続くストーリーで、ゲイツ家の先祖の汚名をはらすべく謎を解いていく。前作で恋人になったアビゲイルとは不仲の状況。親友だか助手だかのライリーは本を出版するがベンジャミンの影に隠れて売れないし。前作で大変な古代の謎を解き明かしたのに、時が経つといろいろ壊れてしまうようで。億万長者の不幸なんて信じられないけど、彼らにとっては大変なこと。
で、また今回もめでたく謎を解き明かし、すべてが丸くおさまるのだけど、このことの運びが王道で安心するし、最後はハッピーな気持ちになって、さらに宝探しの旅に出ようと決意を固めたくなるワクワクで、ダメなところはひとつもないと思っている。
しいて言えば?アビゲイルがベンジャミンと別れて早々にキモめな男性とデートしていること。別れればそれは自由だけど、あの気持ちの切り替え方は信頼に欠けるし、ついでに鼻につく。つまり、またどうせベンジャミンに食ってかかり、またどうせすぐにデートしてベンジャミンを傷つけることだろう。
あともうひとつあるかな。2007年の続編で終わってしまっていること。昨年になって、水面下で3作目の制作話が進んでいるなんて報道もあったけど、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあるのか、以降なんの進捗もなし。さらにいえば、同キャストが続投するかは一切不明。ニコラス・ケイジ!ダイアン・クルーガー!ハーヴェイ・カイテル!ジョン・ヴォイト!このメンツが揃うなんて、さすがに期待はできないと思わない?
もし本当に続編があるとしたら、とってもたのしみなのだけど。