2018.7.8
ドラえもん のび太と緑の巨人伝
ドラえもんの映画シリーズ28作目。
新しくなったドラえもんではじめてのオリジナル映画。これまではリメイクだったね。
主題歌は絢香の手をつなごうという曲。ゲスト声優には、三宅裕司や堀北真希まで!あと有田哲平。ワーすごーい!
ドラえもん のび太と緑の巨人伝の映画情報
原題 | |||
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制作年 | 2008年 | 制作国 | 日本 |
上映時間 | 112分 | ジャンル | アニメ |
映倫 | G |
監督 | 渡辺歩 |
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キャスト | 水田わさび |
以下「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ドラえもん のび太と緑の巨人伝のあらすじ・ストーリー
ある日、のび太は裏山で、不法投棄されたゴミだらけの場所で苗木を見つけた。持ち帰った苗木を、ドラえもんの道具植物自動化液をつかった。
翌日、あの苗木は命を宿し動けるようになっていた。のび太は苗木にキー坊と名付けた。
そんなある日、植物型宇宙人の星、緑の星に言ってしまう。その星では、地球の植物をすべて緑の星に移すために、人類を根絶やしにする計画を立てていたが…。
ドラえもん のび太と緑の巨人伝をみた記録
今回は環境問題がテーマ。いつも環境問題は組み込んでいるけど、今回は濃い濃い。
初っ端から、大人たちがジワっと焦りそうなシーンからはじまった。
しかもちょっと植物を形どったきれいな演出。新しいドラえもんぽい。
初っ端は、少なからず後ろめたさを感じている大人をチクッと刺したけど、お話が展開していくまではとてもかわいくてたのしいものだった。
問題発生後、山場まで猛ダッシュするドラえもん映画の展開は今回も変わらない。ただ、そのぶん、クライマックスまでの和気あいあい♪とした、ドラえもんのたのしいシーンが多くなるからグーだけどね。
あまりにも昔にあったキー坊のエピソードを映画にしているわけだから、当然なことなんだけど、キー坊のなまえがね〜。
せめてキーボーであってほしかった、なんておもってるけど。昔っぽいよね、坊って。
後に環境大臣になるなんてな。「ドラえもん のび太の雲の王国」(1992)でおじさんになったキー坊がでてくるけど、こんな前身エピソードがあったとはね。泣かせるぜ。泣かないけど。
環境問題を全面テーマにした映画だけど、まーこれが果たして子どものハートに届くかは別の話。
きっと、子どもを映画館に連れてきた親たちに訴えるためだろう。すこしだけでも地球のこと、いたわってねってメッセージだな。
たしかに、地球上のだれもが心に止めるべきことだけど、果たしてこれを作った制作者たちは、どれだけエコロジーな生活をしているのか知りたくなるよ。
すごくいじわるでひねくれたことを思ってしまったよ。
環境問題を取り上げた映画を作って、みんなに緑を大切にしようよって伝えることも、環境問題に取り組もうとゆ姿勢なのに。クズな大人代表のあたしが、いじわるなことを思ってしまった。
子どもたちに学を教え、モラルを教え、社会を教えていく大人が胸に刻まなくてはいけないってのが、まずは問題ってことだ。
あとね、今回のドラえもんはとても笑いどころが多かったよ。さすがにあたしは笑わなかったけど、子どもたちはめっちゃ笑いそう。前半部分の話ね。
あとさいごにひとつ、三宅裕司が長老ジイの声優をしていたんだけど、すごくすごく上手だった。やっぱりただのおじちゃんじゃないんだね〜、見直しちゃったよ。