2017.5.3
ノック・ノック
原題:KNOCK KNOCK
「メイク・アップ」(1977)のリメイク。
監督は、「ホステル」(2005)のイーライ・ロス。役者としては「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007)や「イングロリアス・バスターズ」(2009)など。
ノック・ノックの映画情報
原題 | Knock Knock | ||
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制作年 | 2015年 | 制作国 | チリ、アメリカ |
上映時間 | 99分 | ジャンル | サスペンス |
映倫 | R15+ | ||
オフィシャルWeb | https://twitter.com/Knock_Knock_mov |
監督 | イーライ・ロス |
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キャスト | キアヌ・リーヴス |
以下「ノック・ノック」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ノック・ノック」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ノック・ノックのあらすじ・ストーリー
愛する家族と暮らすエヴァン。
ある日、家族旅行へ行くはずが仕事でエヴァンだけ留守番することなった。その夜、突然ノックが鳴る。
土砂降りの雨にびしょ濡れになった女の子ふたりが、パーティーへ向かう途中に道に迷い助けを求めてエヴァンの家を尋ねたのだった。
エヴァンが招き入れたふたりは、最悪の訪問客となる。
ノック・ノックをみた記録
あたしのゴールデンウィーク初日を不愉快なスタートで飾ってくれた映画。ここまで不愉快な気持ちにしてくれると、映画製作側の思うツボなのだろう。いわゆる胸糞悪い映画なのだろうけど、どんなエンディングになるのかが知りたくて最後まで見届けた。
イライラという次元ではなくて、ずっと顔面に蚊が飛び回っているあの気分を100倍にしたくらいの鬱陶しさを体感できる映画です。この鬱陶しい気持ち、ちょっと中毒性があるというか、爆発させられないもどかしさがあって、表現がむつかしいのだけど、とにかく蚊がずっと飛んでいるのだ。
思いやりのある男性のやさしい心を逆手にとって、散々意地悪するなんて、おとなしく見ていられる?男性という単細胞な生き物を、賢く意地悪く痛めつける、自称か弱い女性なんて許せる?
そして、不貞は不貞だけど、やっぱり男性の浮気心とは9割が許されるべきものだと思う。だって男性って単細胞だもの。しっかりと心に決めた愛する家族を芯に置いて、下心が反応してしまうだけのただの単細胞だもの。多くの場合、男性は浮気心で恋なんてしていないだろう。
ちょっと話が逸れてしまったけれど、後味の悪い映画なのでご注意。
アナ・デ・アルマス
唯一かわいかったアナ・デ・アルマス。1988年生まれ、キューバ出身。14歳で演劇学校に入ったようで、子どもの頃から映画には出ていたみたい。
彼女は「ノック・ノック」撮影時は20代後半のようだけど、本気でティーンと思ってたので度肝を抜かれた。
とってもかわいくて芝居も上手なので、ぜひ活躍してほしい。