2016.10.2
アメリカン・スナイパー
クリス・カイルという伝説の狙撃手がモデルになった「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」をクリント・イーストウッド監督で映画化。
アメリカで公開された戦争映画史上最高の興行収入額となった。全世界での興行収入は500億円を超えるヒット。
第87回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む6部門にノミネートし、音響編集賞を受賞。
アメリカン・スナイパーの映画情報
原題 | American Sniper | ||
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制作年 | 2014年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 132分 | ジャンル | 戦争アクション |
映倫 | R15+ | ||
オフィシャルWeb | https://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/ |
監督 | クリント・イーストウッド |
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キャスト | ブラッドリー・クーパー |
以下「アメリカン・スナイパー」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「アメリカン・スナイパー」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
アメリカン・スナイパーのあらすじ・ストーリー
クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)は海軍に志願し入隊。小さなころから父に狩猟を教わっていたからか狙撃手としての才能を見せた。やがて、ネイビー・シールズに配属になった。
戦争がはじまり、カイルも招集された。はじめての戦地での任務で、カイルはやむなく爆弾を持っていた子供と女性を狙撃した。戦果をあげたとしてテロリスト集団のリーダーであるザルカーウィー(ミド・ハマダ)抹殺の部隊に参加する。
アメリカン・スナイパーをみた記録
国を守るためには罪のない子どもを殺さないといけないジレンマと、国のために命を捧ぐ軍人たちが心身ともにとてつもない犠牲を払うことの課題と、その家族の多大なストレスや将来の不安と、一向に世界が平和にならないかなしい現実を描くドラマ。
「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」の伝説の狙撃手クリス・カイルをモデルにしているのだけど、非常な緊張感とリアルな描写でひきつけられた。目を覆いたくなるシーンもとても多いのだけど、現実から目をそらさないで、と訴えられているかのような映画だった。全世界の人間がこの映画をみたら平和になるのではないかと思うくらい、戦争によって払われる大きな犠牲を教えてくれる。
実在するクリス・カイル氏を調べてみると、何が本当で何がウソかわからないネットの世界のことだけれども、この映画の余韻がすべて消えそうになったので調べるのは中断しておいた。彼も人間だしね、いろいろあるのは当然のことだろう。